内容説明
テロと核戦争、地球温暖化と自然破壊、貧困と飢餓…。人類共通の緊急課題が山積するいま、真の共生社会を実現するためにキリスト教がはたすべき役割とは何か?赦しと和解による“愛と平和の実践”を紹介する。
目次
1 インカルチュレーション(文化内開花)の実践(先駆的共同体として―聖書的正義は平和を論じる;「いじめ」から「祈り」へ―ミュージカル「キャッツ」とキリスト教;C.S.ルイスの騎士道と非暴力的愛の世界 ほか)
2 キリスト教のシャローム・モデル(赦しと和解の文化;啓蒙主義は神学のパロディか?;物語のキリスト論と意識の価値転換 ほか)
3 卓越社会に向かう証し(「タイガーマスク現象」からパラリンピックへ;贈与の神学―愛と参加の機動力;神のドラマに参加する ほか)
著者等紹介
東方敬信[トウボウヨシノブ]
1944年兵庫県生まれ。1966年青山学院大学経済学部卒業、1970年東京神学大学修士課程修了。日本基督教団銀座教会副牧師、経堂緑岡教会牧師、富士見丘教会牧師、青山学院大学宗教主任、経済学部教授、総合文化政策学部教授、米国デューク大学客員教授などを歴任。現在、青山学院大学名誉教授、日本基督教学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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