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日本の近代化とプロテスタンティズム

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  • サイズ A5判/ページ数 440,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784764273634
  • NDC分類 198.321
  • Cコード C3016

内容説明

アジアの中でいち早く西洋文明の導入に成功した日本。その推進力となったプロテスタンティズムはどのように受容されたのか?近代化を担う多くの人材がミッション・スクールによって育成されたにもかかわらず、なぜ日本にキリスト教が広まらないのか?日本の近代化においてキリスト教が果たした役割を、専門分野を越えた共同研究によって明らかにする。

目次

1 武士道とプロテスタンティズム(武士道とプロテスタンティズム;武士道と日本の近代化―プロテスタンティズムとの対比において)
2 明治知識人とプロテスタンティズム(日本の近代化と静岡―幕臣たちとキリスト教と;明治末期におけるキリスト教信仰と人格の確立―魚住彰雄の場合 ほか)
3 キリスト教文化とその受容(キリスト教の「実生化」―宗教と文化の出会いの一考察;『婦人之友』と友の会活動―キリスト教“的”文化活動の一形態 ほか)
4 日本の近代化と日系移民社会のブラジルとタンザニアのプロテスタンティズム(近代化過程のブラジル社会における日系人の教育と宗教;日本的プロテスタンティズムとブラジル移民―小林美登利と聖州義塾を事例に ほか)
5 科学と宗教(現代物理学と宗教の“はざま”で―科学の中の宗教性・宗教の中の科学性)

著者等紹介

上村敏文[ウエムラトシフミ]
1959年生。筑波大学院地域研究科(国際学修士)、米国ルーテル神学校大学院修了(神学修士)。ルーテル学院大学准教授、国際日本文化研究センター共同研究員

笠谷和比古[カサヤカズヒコ]
1949年生。京都大学大学院文学研究科博士課程修了(国史学)。博士(文学、京都大学)。国際日本文化研究センター研究部教授。著書『主君「押込」の構造』(平凡社選書、1998年。サントリー学芸賞)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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