内容説明
ミレイ、ハント、バーン=ジョーンズをはじめ、英国ヴィクトリア朝中期に活躍した画家たちはどのようにキリストを描き、自らの信仰を表現したのか。65点の美しい図版とともに味わう、キリスト教美術鑑賞の手引き。
目次
1 近代イギリスを生きたクリスチャン芸術家たちの苦悩と挑戦(19世紀イギリス芸術とナザレ派;物質主義的時代を生きるクリスチャン芸術家;“献身”の表現としてのキリスト教絵画)
2 19世紀イギリスにおいて描かれたキリストの肖像(スコットランド人の画家たち;デヴォンシア出身の2人の画家;ラファエル前派とその周辺の画家たち)
著者等紹介
近藤存志[コンドウアリユキ]
1971年、東京生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。英国エディンバラ大学大学院博士課程修了。PhD(エディンバラ大学)。現在、フェリス女学院大学文学部教授。専門分野はイギリス芸術文化史、デザイン史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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