人格と人権―キリスト教弁証学としての人間学〈上〉

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人格と人権―キリスト教弁証学としての人間学〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 353p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784764273290
  • NDC分類 191.3
  • Cコード C3016

内容説明

第二次大戦の敗戦に至るまで、日本にはキリスト教的な「人格」概念は知られていなかった。戦後、日本国憲法の制定により初めて導入された「人権」理念とそれを支える「人格」概念は、日本人の内面まで本当に浸透したのだろうか。日本における「人間」理解と自覚をめぐり、キリスト教的真理の弁証の道としての人間学を論じる。

目次

「地の基ふるい動く」ただ中から―序にかえて
第1部 序論 この時代の内面にある「人間」の問題(われわれの時代、われわれの国;弁証学のための「言葉」の獲得(1)原爆体験から発出した言葉―永井隆
弁証学のための「言葉」の獲得(2)キリスト教の哲学的弁証―田辺元)
第2部 新しい弁証学への道「人格」理念の明証(明治維新と日本近代化の問題;「神々の死」と「天皇の人間宣言」のもたらした「たましい」の問題―折口信夫の『神やぶれたまふ』の歌、そして三島由紀夫の『英霊の声』;古代教会の弁証学―それによって死ぬことも生きることもできた思想;アウグスティヌス弁証学としての人間学の古代的モデル―“deus et anima”(「神とアニマ=たましい」)
現代状況への立ち還り―第一次世界大戦後から第二次世界大戦へ
日本における人間学の問題―和辻哲郎の「人間学」
戦後日本における人格的共同体形成への問い
弁証学としての人間学 総括)

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