内容説明
キリスト教大学にしかできないこととは何か?明治初期の建学の原点に立ち帰り現在の課題を問い、未来への展望を切り拓く意欲的な論考と新しい実践プログラムの紹介。
目次
第1部 明治期の原点(日本におけるキリスト教学校の創立と宣教師の役割―青山学院創立の考査とガウチャー博士の貢献;津田仙と学農社農学校―日本人の創立による最初のキリスト教学校;本多庸一と日本の高等教育の基礎―その私立学校観とキリスト教観が示唆すること;福澤諭吉とキリスト教―『学問のすゝめ』をめぐって)
第2部 現代の大学とキリスト教教育(キリスト教大学における教養教育;現代の環境教育とキリスト教;「真の大学」へのパラダイム転換)
第3部 実践と展開(キリスト教に基づく「全人教育」の可能性;ソーパー・プログラムの成立と基本理念;サービス・ラーニングの理論と実践―課外活動としての実践から)
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