内容説明
新設されて間もない国際基督教大学(ICU)の招聘に応え、チューリヒ大学教授職を辞して敗戦直後の日本に赴任した世界的神学者ブルンナー。聖書の真理理解を「出会い」として捉え、自らその真理を実践して日本の若者に語りかけた彼の神学の精髄がここに明らかにされる。
目次
第1部・序論 哲学的・科学的真理理解との比較におけるキリスト教的真理理解(観念論と自然主義;出会いとしての真理;出会いとしての真理と科学;結論)
第2部 出会いとしての真理(キリスト教史における客観主義と主観主義;聖書の真理理解;聖書の真理概念と義認の信仰;聖書の真理理解と教理;聖書の真理理解と教会)
著者等紹介
森本あんり[モリモトアンリ]
1956年神奈川県生まれ。国際基督教大学、東京神学大学大学院、プリンストン神学大学院卒(Ph.D.)。国際基督教大学教授。2002‐2003年、プリンストン神学大学院客員教授
五郎丸仁美[ゴロウマルヒトミ]
1961年兵庫県生まれ。国際基督教大学、同大学院卒(学術博士)。多摩美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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