内容説明
事典・辞典・コンコーダンス等の特徴とその活用法から基本的な手順や着眼点まで、新約聖書を解釈するために最小限必要な知識を、具体例を挙げながら丁寧に解説。新しい解釈方法=修辞学的釈義も紹介。より深く聖書を学びたい人のための格好の入門書。
目次
第1章 新約釈義の方法(本文批評(Textual Criticism;Textkritik)と私訳
文脈(執筆事情)・構成・文学類型 ほか)
第2章 福音書の釈義の実際(マルコによる福音書の釈義;マタイによる福音書の釈義 ほか)
第3章 新約書簡の釈義の実際(新約書簡の釈義の手順の特色;新約書簡の釈義)
第4章 修辞学的釈義の手順と実際(修辞学的釈義の手順;使徒言行録の修辞学的釈義)
著者等紹介
原口尚彰[ハラグチタカアキ]
1977年3月東京大学法学部卒業。1979年3月日本ルーテル神学大学卒業。1982年3月同神学校卒業。1982年4月より5年間日本福音ルーテル神戸東教会の牧師として働く。1991年6月シカゴ・ルーテル神学校より神学博士号(D.Th.)取得。1994年11月日本基督教団に教師転入(正教師)。1996年4月より2000年3月迄、聖和大学人文学部助教授(新約聖書学担当)。2000年4月より東北学院大学文学部教授(新約聖書学担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。