内容説明
後期古代ローマ史研究の重鎮ブラウンの処女作であり、現代の古典とも言うべきアウグスティヌス伝。英米圏で『告白録』に次いで読まれている、とまで評される。古代最大のキリスト教思想家の生涯と思想を、その歴史的・地理的環境との関連の中で、生き生きと描き出す。最新改訂版からの翻訳。
目次
第1部 三五四‐三八五年(アフリカ;モニカ;教育 ほか)
第2部 三八六‐三九五年(アンブロシウス;プラトン主義者たち;哲学 ほか)
第3部 三九五‐四一〇年(ヒッポ・レギウス;最も健全な助言;教会はどこに? ほか)
著者等紹介
ブラウン,ピーター[ブラウン,ピーター][Brown,Peter]
1935年アイルランドのダブリンで生まれる。オックスフォード大学ニューコレッジ卒業後、同大学オールソールズ・コレッジのフェローを振り出しに、ロンドン大学、カリフォルニア大学バークレー校を経て、現在はプリンストン大学歴史学教授
出村和彦[デムラカズヒコ]
1956年、東京都に生まれる。1989年、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了(哲学専攻)。現在、岡山大学文学部助教授
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