内容説明
ガリレオ裁判やダーウィンの進化論論争など、対立の時代を経て、今日、科学と宗教は新しい対話の時代を迎えている。最新の宇宙論・進化論が提起する問題など、さまざまなテーマを紹介し、相関関係を探る。
目次
第1章 重要な歴史的出来事
第2章 宗教―科学の敵か味方か
第3章 宗教と科学哲学
第4章 科学と宗教哲学
第5章 創造と科学
第6章 自然神学―自然の中に神を発見すること
第7章 科学と宗教におけるモデルと類比
第8章 科学と宗教の諸問題
第9章 科学と宗教の事例研究
著者等紹介
マクグラス,アリスター・E.[マクグラス,アリスターE.][McGrath,Alister E.]
1953年北アイルランドのベルファーストに生れる。オックスフォード大学で自然科学を学び、在学中にマイケル・グリーンの影響でキリスト者となる。1978年に分子生物学で博士号を取得後、オックスフォード大学で神学を修める。現在は同大学神学部歴史神学教授およびウィクリフ・ホールの校長を務める
稲垣久和[イナガキヒサカズ]
1947年東京都生まれ。現在、東京基督教大学教授(キリスト教哲学専攻)。共立基督教研究所研究会議議長
倉沢正則[クラサワマサノリ]
1952年長野県生まれ。現在、東京基督教大学教授(宣教学専攻)。共立基督教研究所所長
小林高徳[コバヤシタカノリ]
1956年長野県生まれ。現在、東京基督教大学助教授(新約学専攻)。共立基督教研究所研修センター長
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