内容説明
本書では大学などで教科書として使用することが念頭におかれてはいるものの、キリスト教に関する体系的かつ具体的な説明が行われている点でキリスト教に関心のある一般の読者にとっても一読に値することは言うまでもない。一人でも多くの読者がキリスト教会やその関連においてキリスト教を学ぶのとは一味違った「もうひとつの道から」キリスト教にアプローチいただけること、これが共著者一同の願いである。
目次
第1部 キリスト教とは何か(宗教としてのキリスト教;聖書概説)
第2部 キリスト教思想の現在(男と女 新しい関係を求めて;家族の危機と再生;富・貧・欲望;キリスト教は寛容でありうるか?;民族主義と平和;私たちの生命―中絶・脳死・臓器移植をめぐって ほか)