内容説明
豊かな伝統の遺産。カトリック・正教・プロテスタントを含めたエキュメニカルな視野に立ち、新約聖書時代から現代までの礼拝の変遷を詳細に辿って今日の方向を示唆した古典的名著。礼拝の刷新を願うすべての人にとっての待望の書。巻末に訳者による「礼拝用語小辞典」付き。
目次
第1章 新約聖書の礼拝
第2章 使徒後時代の礼拝
第3章 初期カトリック時代とその礼拝
第4章 四世紀以降の東方教会の典礼
第5章 ギリシア=カトリック(正)教会の礼拝
第6章 ローマ・ミサ勝利以前の西方教会の典礼
第7章 ローマ・ミサの発展
第8章 ローマ・ミサの形態
第9章 ルターの宗教改革による礼拝
第10章 改革派教会の礼拝
第11章 英国教会の礼拝
第12章 敬虔主義と啓蒙主義による典礼伝統の崩壊
第13章 福音主義教会礼拝の刷新
第14章 19世紀以降のローマ・カトリック教会の礼拝
第15章 時祷(祈祷礼拝)
第16章 教会暦
第17章 結語にかえて 諸教会、諸セクト、若い教会の礼拝について