内容説明
常に前進しようとする人間の内的欲求である“自己超越”には、緊急自動停止装置のないことが判明した現代。世界大戦とナチズムに人生を翻弄されながら、その可能性を生き切ったE.フロム、V.E.フランクル、P.ティリッヒの生涯とことばから、自己超越の行方を問う。
目次
1 E.フロムにおける「ラディカル・ヒューマニズムと宗教」(略年譜;精神分析家になるまで;「X経験」としての宗教;残された課題)
2 V.E.フランクルにおける「自己超越と宗教」(略年譜;『フランクル回想録』は語る;人間観―「人格についての十命題」;『医師による魂の癒し』;結びに代えて)
3 P.ティリッヒにおける「深みの次元と倫理」(略年譜;二つの自伝は語る;『生きる勇気』;『愛、力、正義』;残された課題)
著者等紹介
佐々木勝彦[ササキカツヒコ]
東北学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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