内容説明
旧約聖書学の古典、待望の邦訳!王国成立以前のイスラエル社会を部族同盟による集団として説明し、20世紀の旧約聖書学に大きな影響を与えたアンフィクチオニー仮説。その理論を初めて体系的に示した名著の翻訳を、仮説の受容・発展の過程をたどる訳者解説を付して刊行!古代イスラエル史研究の基礎知識として必読書。
目次
序論
第1部 資料の分析と解釈(イスラエル十二部族の伝承;十二部族制度の成立年代;十二部族制度の歴史的土台)
第2部 結論―「古代イスラエルのアンフィクチオニー」(古代イスラエルのアンフィクチオニーの全般的な歴史時期;古代イスラエルのアンフィクチオニーの成立;古代イスラエルのアンフィクチオニーの営み;古代イスラエルのアンフィクチオニーの意味)
付録(民数記二六章5‐51節のリスト;ヨシュア記二四章と申命記一一章29、30節、二七章1‐13節、ヨシュア記八章30‐35節の文学的分析;〓という語の用例と意味;士師記一九‐二一章の文学的分析)
著者等紹介
山吉智久[ヤマヨシトモヒサ]
1978年、静岡県に生まれる。現在、北星学園大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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