内容説明
聖書が語る平和とは何か?それはどのように実現されるのか?教会が果たすべき使命とは何か?現代を代表する旧約聖書学者が、聖書が描くシャロームの多様なコンセプトを紹介。政治的・経済的利益が最優先される現代世界に対抗する新しい物語を描き出す。
目次
第1部 シャロームについてのヴィジョン(ヴィジョンに向かって生きる;「持てる人々」と「持たざる人々」のためのシャローム)
第2部 自由についてのヴィジョン(自由と統合としてのシャローム;れんが工場での出来事 ほか)
第3部 命令についてのヴィジョン(命じることと食べること;平和は贈り物であり任務である ほか)
第4部 シャロームの教会(教会、それは自由にされた世界;新しさ、それは教会のメッセージ ほか)
第5部 シャロームの人々(シャロームの人々;どう結び合うかを教える ほか)
著者等紹介
小友聡[オトモサトシ]
1956年生まれ。東北大学文学部卒業、東京神学大学大学院修士課程修了。ドイツ・ベーテル神学大学留学(博士課程)。現在、東京神学大学教授、日本基督教団中村町教会牧師
宮嵜薫[ミヤザキカオル]
1961年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。2013年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。同大学院博士課程後期課程在籍中。現在、日本基督教団国立教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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