内容説明
初期教会で活躍した女性使徒や女性預言者はどこに消えたのか?マリア崇敬はいつどのようにして始まったのか?魔女狩りはなぜ行われたのか?避妊や堕胎、離婚の可否、聖職者の独身制や女性の叙階など、今日的な課題への具体的な提言にまで踏み込んだ画期的なキリスト教女性史。
目次
第1章 原始キリスト教における女性(一つの歴史―女性たちについても;イエス―女性たちの友 ほか)
第2章 初期の教会における女性(パウロの場合の女性使徒と女性預言者;女性の位置をめぐる争い ほか)
第3章 中世の教会における女性(アウグスティヌス―原罪がセクシュアリティを堕落させること;性道徳の厳格主義 ほか)
第4章 宗教改革時代における女性(ルターの改革の根本的な衝撃;女性が置かれた状態の変化 ほか)
第5章 近代そして近代以降における女性(哲学的な革命と女性;政治的な革命と女性 ほか)
著者等紹介
矢内義顕[ヤウチヨシアキ]
1957年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程後期修了。神田外語大学助教授を経て、早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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