内容説明
ヨーロッパから新大陸アメリカに渡った改革派の信徒たちは新国家の建設に携わり、時代と社会の挑戦に立ち向かいつつ長老教会を設立して福音を広めてきた。日本プロテスタントのルーツ、アメリカ長老教会の歴史を概観する。
目次
使徒言行録から宗教改革時代まで
ヨーロッパにおける改革教会伝統の誕生
イギリス諸島における改革派の展開
アメリカにおける最初の中会と「荒野への派遣」
霊的覚醒、指導者、再合同
革命、そして国家の憲法と教会の憲法
信仰復興、自発主義、「自由の熟成」
大陸における挑戦と制しきれない衝突
「メッキ時代」と「世界への派遣」
第一次世界大戦から第二次世界大戦へ
繁栄の一九五〇年代から挫折の一九七〇年代
再合同、一新、全世界に及ぶ責任
著者等紹介
山口俊夫[ヤマグチトシオ]
1934年北海道で生れる。1958年北海道大学大学院修士課程修了。1968年理学博士(北海道大学)。1968年から1999年まで国際基督教大学(生物学担当)勤務。同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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