内容説明
キリスト教教義の形成に決定的な役割を果たした古代の諸会議から、現代カトリック刷新の原動力となった第2バチカン公会議まで、教会会議の内容や教令、歴史的意義などを分かりやすく解説。教会史を理解する必読書。
目次
第1章 初代教会の全教会会議(全教会会議のリスト;参加者と開催手続き;教義に関する教令(第一ニカイア会議からカルケドン会議まで;第二コンスタンティノポリス会議から第二ニカイア会議まで)
教会秩序に関する教会法
その他の教会会議
結論)
第2章 中世の教会会議(教皇の教会会議―第一ラテラノ会議からヴィエンヌ会議まで;コンスタンツ、バーゼル・フィレンツェ、第五ラテラノ会議)
第3章 近・現代の教会会議(トリエント公会議;第一バチカン公会議;第二バチカン公会議)
結論および将来の展望
著者等紹介
野谷啓二[ノタニケイジ]
1956年生まれ。1981年、上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了(英米文学専攻)。1992年以降神戸大学国際文化学部助教授
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