内容説明
キリスト教の初期を含むイスラエルの歴史全体を、聖書の記述に沿って、簡潔かつ網羅的におさえた。聖書学の最近の成果による記述に加え、年表や地図を多用して基本的な知識を提供。ハンディながら密度の濃い一冊。
目次
第1部 アブラハムからアレクサンドロス大王までの旧約時代のイスラエル史(始まり;族長;モーセの指導の下でのエジプトからの退去。荒れ野放浪と神の山;イスラエルのカナンへの定着 ほか)
第2部 アレクサンドロス大王からバル・コクバまでの中間時代と新約時代におけるイスラエル史(ヘレニズムの世界;プトレマイオス王朝のもとでのユダヤ;ヘレニズムのディアスポラ;セレウコス王朝のもとでのユダヤ ほか)
著者等紹介
樋口進[ヒグチススム]
1945年、朝鮮・全州に生まれる。1978年、関西学院大学神学研究科博士課程単位取得。現在、日本基督教団室町教会牧師。関西学院大学、同志社女子大学、聖和大学、ウイリアムス神学館、各非常勤講師
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