内容説明
「人間にとってどんな暗い日も、神にとって暗くはない、神の光の届いている日なのです」。人生の真実と自然の造形が響きあう慈しみの世界。
目次
新しいこと
天に、大空に
野の草でさえ
おさなごの讃美
光
ときが来れば
時がある
存在の秘儀
髪の毛までも
応答の中で〔ほか〕
著者等紹介
小島誠志[オジマセイシ]
1940年生まれ。1966年、東京神学大学大学院卒。現在、松山番町教会牧師
森本二太郎[モリモトニタロウ]
1941年生まれ。国際基督教大学卒。敬和学園高校教諭を経て、現在フリーの写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中寛一
20
森本さんの風景写真、植物写真が素敵だ。光の取り入れ方、小さな植物の配置。「インマヌエル(神われらと共にいます)」の言葉が出ていたが、森本さんの目に、被写体が飛び込んできて、そこに神の光でも当たっているのでしょうか。「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」とあるように、植物の、あるいは自然のその時々の「思い」をともに感じることのできる森本さんだから写せるものなのでしょうね。2017/12/21
YnariY
0
写真といい、解説といい、とっても素敵です。 読んでて穏やかになれる本です。2009/03/06