内容説明
日本に教会を建てるには、日本人の「霊魂」観と峻別される「聖霊」理解が欠かせない。古代キリスト教形成期の聖霊論から現代の問題にいたる聖霊についての神学的考察。さらに、みずからかかわった教会形成の実践を元に具体的に指針を語るチャレンジングな書。
目次
第1章 諸霊の文化の中で―霊の日本文化論
第2章 諸霊と聖霊―聖書の聖霊理解
第3章 三位一体における聖霊
第4章 教会に働く聖霊
第5章 聖書と信仰告白
第6章 聖霊と礼拝
第7章 聖霊とサクラメント
第8章 聖霊と教会制度
第9章 日本に教会を建てるために
第10章 信仰者を導く聖霊
著者等紹介
関川泰寛[セキカワヤスヒロ]
1954年、東京に生まれる。1977年、慶応義塾大学経済学部卒業。1980年、エディンバラ大学神学部卒業。1983年、東京神学大学大学院博士課程前期課程修了。東北学院大学助教授、泉高森教会牧師を経て、現在東京神学大学教授、日本基督教団十貫坂教会牧師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。