内容説明
開国間もない日本での33年間におよぶヘボンの足跡を、同時代人W.E.グリフィスが、日記、手紙などの原資料を縦横に使って、生き生きと描写し、その人柄に迫る。ヘボン式ローマ字、医学、和英辞典、聖書翻訳の父、ヘボンの生涯。
目次
1 幸福な少年時代
2 プリンストン大学時代
3 大いなる決意
4 東へ―魂の航海
5 アジアの島国
6 オランダ領東インド諸島
7 中国時代
8 ニューヨークの開業医ヘボン
9 日本―百万本の刀の国
10 神奈川―医学と教育の開拓者
11 横浜にて
12 よき妻は主の賜物なり
13 黄金の鍵
14 国民の知性に通じた鉄道
15 たゆまず労苦
16 日本語訳聖書の完成
17 イエスに仕えるさむらい
18 日本基督教会の成立
19 二つの崇高な遺業
20 日本に別れを告げる
21 休息―労苦の後で
22 栄誉は雨と降り注いで
23 半世紀の変遷
24 弔鐘
-
- 和書
- 遠望 - 句集 響焔叢書