内容説明
激動の近代日本の歩みと共に“日本人であること”と“イエスを信じること”に自己のアイデンティティーを賭けた巨人の実想に迫る。「不敬事件」「無教会」などにあらわれた真摯な魂の悲劇を、時代の子として、また時代を超越した信仰の問題として詳述・活写した。亀井勝一郎賞受賞のカトリック批評家の意欲作。
目次
Boys be ambitious
サムライの末裔
北都の誓い
辺境の憂愁
鹿鳴館の薫り
空ノ鳥・野ノ百合
青春のあらし
悲劇の航跡
アメリカの虚実
祖国慕情
苦学の報酬
転形期の渦潮
ああ四面楚歌
起死回生の季節
人生の詩人
大和し美し
ゴーイング・マイ・ウェイ
初心ふたたび
怒れる人
彼は彼たり、我は我たり
聖書の語り部
悲劇人群像
我レ何ヲ為スベキカ
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- 和書
- 病態生理できった小児科学
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- 和書
- 無名なるイギリス人の日記