教父哲学で読み解くキリスト教 - キリスト教の生い立ちをめぐる3つの問い

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784764261761
  • NDC分類 192
  • Cコード C0016

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buuupuuu

18
アレクサンドレイアのクレメンスやオリゲネスといった、キリスト教形成期のギリシア教父たちのキリスト論の紹介。キリスト教の独自性は、イエスが単なる預言者ではなく、神の子であり救い主であるというところにある。そこで問われるのは、唯一神である神とイエス・キリストの関係である。イエス・キリストは「御言葉(ロゴス)」と呼ばれるが、神のロゴスとどう関わっているのか。〈父〉と〈子〉は一つなのか異なっているのか。〈子〉は〈父〉に従属しているのか。救済の計画において、イエス・キリストは人間と〈父〉なる神をどう媒介するのか。2024/01/02

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