内容説明
明治維新によって階級制度が解体し、「和魂」「東洋道徳」も崩壊した時代に、武士道・儒教の伝統を踏まえてキリスト教を受容し、普遍的「人間の完成」を求めて真摯に生きた海老名の姿を生き生きと描き出す。
目次
第1章 忠孝の倫理
第2章 キリスト教受容
第3章 宣教師に神学を学ぶ
第4章 オーソドックスとリベラルの間で
第5章 神学の確立
第6章 海老名のキリスト教受容の特色
著者等紹介
關岡一成[セキオカカズシゲ]
1938年生まれ。三重県出身。同志社大学大学院神学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、神戸市外国語大学名誉教授。研究誌・雑誌に海老名関連の論文を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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