内容説明
歴史の中で幾度も存亡の機を乗り越えてきたユダヤ人。彼らを支えたユダヤ教の教えや発想法から、この世を力強く生き抜く知恵を体得する!歴史・実践の基礎知識を押さえつつ、賢者たちの生涯に触れ、聖典や典礼詩のテクストを実際に味わうことで、奥深いユダヤ教の諸相を学ぶ新しい入門書!
目次
第1章 ユダヤ教とは・ユダヤ教の歴史
第2章 ユダヤ教のエッセンス―唯一の神・二つのトーラー・多数の人間
第3章 ユダヤ教の実践生活
第4章 ユダヤ教の人物
第5章 ユダヤ教の書物
第6章 ピユートの世界
終章 なぜ、ユダヤ教を学ぶのか
著者等紹介
勝又悦子[カツマタエツコ]
1965年山口県生まれ。旧姓、藤井。1994年東京大学大学院人文科学研究科宗教学宗教史学専攻修士課程修了。2000年同大学院人文社会系研究科基礎文化コース宗教学宗教史学専攻博士課程単位取得退学。2010年エルサレム・ヘブライ大学大学院にてPh.D.(ヘブライ文学)取得。同年、第7回日本学術振興会賞受賞。現在、同志社大学神学部准教授。専門はユダヤ学、特にラビ・ユダヤ教とその聖書解釈
勝又直也[カツマタナオヤ]
1970年東京都生まれ。1994年東京大学文学部卒業。1998年エルサレム・ヘブライ大学大学院ヘブライ文学研究科修士課程修了。2003年同大学院ヘブライ文学研究科博士課程修了、Ph.D.取得。2005年第1回日本学士院学術奨励賞受賞。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専攻は中世ヘブライ文学(宗教詩、世俗詩、散文)、地中海・中東比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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