キリスト教神秘主義著作集〈13〉ヤコブ・ベーメ

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キリスト教神秘主義著作集〈13〉ヤコブ・ベーメ

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  • サイズ A5判/ページ数 337,/高さ 23X16cm
  • 商品コード 9784764232136
  • NDC分類 191.08
  • Cコード C3316

目次

シグナトゥーラ・レールム―万物の誕生としるしについて
神智学書簡
ベーメの生涯と作品
プリンキピアの表
フィロソフィアの球―あるいは永遠の奇跡の目
自然の輪
J・ベーメの各作品に寄せられたフィギュア
ドイツの神智学者ヤコブ・ベーメンの深遠なプリンキピアについて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マウリツィウス

15
【キリスト教神秘主義/ドイツ発展】イエス=キリスト偶像化を試みた者たちへの城壁こそがベーメ意味。《賢者の石》象徴化により旧約異端勢力を鎮圧した。ルターに継承されることで実質その役割と機能を終えるも《聖書ドイツ語化浸透》以前にドイツ構築世界からの神秘主義によりカトリックへ反旗を翻した点を兼ねる。旧約聖書偽典を主力とする異端に対し予防線を導入、加え《旧約/新約聖書》合一性を指摘したことで《異端》定義をセクト外=正典外に追放した。この遂行力こそ評価すべきであり異端問題の相矛盾を克服する点をバルトも実質肯定した。2013/06/26

マウリツィウス

13
ベーメの神秘主義思想はキリスト教に由来する神学世界をドイツ土着民俗信仰と照応させることで異端的側面を実際は凌いでいる。つまりキリストの姿を不可視状態=賢者の石とすることでアダム・カドモンとの合一性を強調、カバラの人造人間創造論は完全な意味での異端神秘像を成立させキリストによる千年王国を具現化した。新約聖書ではない典拠を「霊体」とすることでボルヘスやゲーテに通底する文学空間の広域様式範疇を求道、後世における神秘世界を地上楽園の幸福へと変質させた。それは困窮社会を救済するもイエスの断罪はルターの手へ渡される。2013/05/03

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