内容説明
比喩的解釈に基づき、イエス・キリストによる救済の予告として旧約聖書を釈義したアウグスティヌス。その詩編の注解と説教において、彼は会衆に永遠の幸福と救済への希望を説き、神への讃美を歌い上げた。名著『告白録』にもつながる著者最大の作、書き下ろしの第135、150編の注解を含めた第123‐150編を収録した最終巻!
著者等紹介
河野一典[コウノカズノリ]
1960年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学(哲学・西洋哲学史専攻)。現在、鹿児島純心女子短期大学教授
松〓一平[マツザキイッペイ]
1953年生まれ。1982年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学。富山大学教養部講師、助教授、人文学部助教授、教授を経て、2021年に停年退職。現在、富山大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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