内容説明
アウグスティヌス最大の著作の邦訳第二巻目。第33‐53編について、アウグスティヌスが実際に民衆を前に語った説教を収録した。象徴(アレゴリー)的解釈を基調としたその釈義の方法は、「キリストの名」において旧約の記述を見つめ、人間の生の根底にかかわることとして観想するものであった。
著者等紹介
谷隆一郎[タニリュウイチロウ]
1945年、岡山県生まれ。1976年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。九州大学大学院人文科学研究院教授
堺正憲[サカイマサノリ]
1951年、門司市(現北九州市門司区)生まれ。1982年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了(西洋中世哲学専攻)。九州工業大学非常勤講師
花井一典[ハナイカズノリ]
1950年、広島県生まれ。1984年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。北海道大学大学院文学研究科教授
澁村美貴子[シブムラミキコ]
1974年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程在籍
中澤務[ナカザワツトム]
1965年、埼玉県生まれ。1992年、北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。関西大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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