内容説明
自伝の後半、ミラノにおけるアウグスティヌスの洗礼から、母モニカの死にいたる30歳代前半までの出来事がつづられる。その後、現在の告白、記憶・誘惑の問題、時間論、聖書の創造物語の解釈と続き、締めくくりの祈りで閉じられる。「祈り」の部分には自由詩の形式を取り入れ、アウグスティヌスの思想と信仰をより理解しやすいよう工夫した。
目次
第9巻 ミラノにおける洗礼とオスティアでの母モニカの死(三八六‐三八七年)(神の憐れみの讃美と自分の惨めさの告白(一章一)
修辞学教師の職を辞任する時期と理由、肺を患う(二章二‐四) ほか)
第10巻 現在の告白、記憶の問題、誘惑の問題(現在の告白(一章一‐七章一一)
記憶の問題(八章一二‐二七章三八) ほか)
第11巻 神による創造と時間の問題(告白の意図(一章一‐二章四)
神による創造、聖書の解釈(三章五‐一三章一六) ほか)
第12巻 聖書の神による創造に関する記述(創世記一章一‐二節)の解釈(聖書の言葉を前にしての祈り(一章一)
「天と地」と創造の解釈(二章二‐二九章四〇) ほか)
第13巻 創世記にある創造物語の比喩的解釈(創造主なる神への呼びかけと祈り(一章一)
創造物語の比喩的解釈(二章二‐三四章四九) ほか)
著者等紹介
宮谷宣史[ミヤタニヨシチカ]
1936年、大分市に生まれる。1964年、青山学院大学大学院文学研究科修了。1970‐73年、ドイツ・ハイデルベルク大学に留学、同博士課程修了。Dr.theol.(神学博士)。その他、チューリヒ大学、ラテラノ大学、ストラスブール大学に留学。関西学院大学、同志社大学、京都大学、ベルン大学などで講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
ぎゃっつ
-
- 和書
- 熱帯作物学
-
- 電子書籍
- ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女にな…