内容説明
バビロン補囚期に召命を受け、激越な神の言葉を取り次ぐ預言者エゼキエルは、神の審判による敗戦と亡国に直面したユダヤの民に、宗教的再生を呼びかける。核時代の脅威を直視しつつ解読する預言者の言葉。
目次
第十年において―ゼデキヤ王の第九年(二四章1節‐三三章20節)(大混乱のエルサレム;エゼキエルの妻の死。不吉な前兆;神の沈黙;イスラエル周辺諸国への預言;イスラエルを見張る者;それではいかに生きるべきか)
第十二年において(三三章21節‐三九章29節)(死亡報告;預言を聞いても行わない;良い牧者 ほか)
第二五年において(四〇章‐四八章)(エルサレムの新神殿の幻;祭司たちの聖具室;新祭壇 ほか)
著者等紹介
池永倫明[イケナガトモアキ]
1937年、中国東北部に生まれる。1968年、日本基督教会神学校卒業。現在、日本キリスト教会蒲田御園教会牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。