内容説明
「近代神学の父」「実践神学の創始者」と称されるシュライアマハーの主著。『信仰論』の通称で知られ、19世紀プロテスタント神学の礎石となった記念碑的著作。従来のキリスト教教説を全面的に問い直し、教会で共有される「敬虔な自己意識」の分析を出発点として教義学の根本的再建を試みる。一時代を画した不朽の名著が、刊行から200年を経て初の日本語全訳で蘇る。
目次
第1巻(序論;信仰論 第一部;信仰論 第二部;対立の第一の面 罪の意識の発展)
第2巻(対立の別の面 恩寵の意識の発展;結び 神の三位一体について)
著者等紹介
安酸敏眞[ヤスカタトシマサ]
1952年生まれ。京都大学大学院博士課程およびヴァンダービルト大学大学院博士課程修了。現在、北海学園大学学長。Ph.D.、京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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