内容説明
書くという行為は、ひとつの行動、ひとつの闘い…。小説や戯曲の創造過程、作品を書く際の意図、題材の選択、インスピレーションの源泉、現実または想像上の登場人物のモデル、物語から展開する背景、仕事の作法、小説家であると同時にカトリック教徒であるという「二重の所属」の危険などを語る、にこやかで、うちとけた、飾らないモーリヤック。
目次
1 人間(伝説;少年時代;パリ到着;環境;暗い時代;ノーベル賞;老い;フランソワ・モーリヤックによるかれ自身の人生批判)
2 作品
3 文学(一般的な質問;作家たちについて)
4 宗教
5 「第2の経歴」(政治評論家として;ド・ゴール)
6 芸術と娯楽と(絵画;音楽;映画;テレビ)
7 現代世界への展望