内容説明
先史時代から現在にいたるイギリス・アイルランド全史。「イングランド中心史観」を解体し、これまでの英国史の常識を覆した、歴史の金字塔、ついに完訳。
目次
第1章 真夜中の島
第2章 彩られた島―紀元前六〇〇年―紀元四三年ころ
第3章 辺境の島―紀元四三‐四一〇年ころ
第4章 ゲルマンとケルトの島―四一〇年ころ‐八〇〇年
第5章 西方の島―七九五‐一一五四年
第6章 海外領土の島―一一五四‐一三二六年
第7章 イングランド化される島―一三二六‐一六〇三年
第8章 二つの島、三つの王国―一六〇三‐一七〇七年
第9章 帝国の島―一七〇七‐一九二二年
第10章 ポスト帝国の島―一九〇〇年ごろ以降
著者等紹介
デイヴィス,ノーマン[デイヴィス,ノーマン][Davies,Norman]
1939年イギリス・ランカシア州ボルトン生まれ。ロンドン大学史学部教授、同スラヴ・東欧研究所教授を経て、現在ロンドン大学名誉教授。イギリス学士院会員。王立歴史協会会員
別宮貞徳[ベックサダノリ]
翻訳家。元上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koning
2
大ブリテン諸島の通史。先史時代から2006年までなので、兎に角分量が凄い。イギリス=Britainなのだけれど、イングランドとの区別がつきづらい。英国とした方がよかったのではないか?ウェールズ語等非英語の音訳は英語風過ぎて元の単語が連想しづらいのは辛かった(ex. Llywelinサウェリンをルウェリンとしてみたり、Aberystwythをアベラストゥイスではなくアベリストゥイスとか。原著者はイングランド史観から抜け出ているが和訳者は英語帝国主義から抜け出せないということなのか。2011/11/07
陽香
0
061205
メルセ・ひすい
0
8-32赤88イギリス人とは誰のことか? なんなんだイングランドに定住したアングロ・サクソン系(AS.)住民のことか??・イングラント、ウェールズ・スコットランド・アイルランドなどのケルト地域を含む複雑に入り組んだ歴史の実態を紡ぐ。 ・AS.の先史時代から現代に至る通史。「イングランド中心史観」を見直し、これまでの英国史の常識を覆した。対立と協調のダイナミズムと歴史の流れ、世界に貢献する? 植民地主義・白人中心主義・基督教中心主義に至る経緯。地球環境主義に対抗する人間中心主義とは2007/03/30
boooook
0
とにかく長い。読むのに1週間以上かかった2007/10/21
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- 和書
- セヌリ 〈no.43〉