内容説明
植民地時代とアメリカ革命についての論述。
目次
第1部 丘の上の町―植民地時代のアメリカ 1580‐1950年(コロンブスの探検;スペイン、ポルトガルの来襲;ローリーの植民計画;インディアンとの衝突 ほか)
第2部 自由の憲法が堅く守られんことを―革命期のアメリカ 1750‐1815年(ジョージ・ワシントンの登場;フランスとの七年戦争;雪と砂糖の交換;お粗末なイギリス首脳部 ほか)
著者等紹介
ジョンソン,ポール[ジョンソン,ポール][Johnson,Paul]
イギリスの歴史家、評論家
別宮貞徳[ベックサダノリ]
翻訳家。元上智大学教授
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感想・レビュー
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高橋 橘苑
21
著者は冒頭で「アメリカ合衆国の創出は人類最大の冒険である」と書いている。同じように土着の民族から土地を奪い、奴隷を輸入しながら、なぜ、メキシコやブラジルでなくアメリカが大国と成ったのだろうか。誰もが感じる疑問を少しでも考えみようと読み始めた。既に多くの入植者がいたのに、メイフラワー号のピルグリムたちが伝説になった国。建国の父祖たちの素顔とエピソード。ヒラリーとトランプの大統領選を想起させる、ジェファソンとハミルトンの対立。理想と希望と矛盾と欲望を胸に、「丘の上の町」の建設を目指した人々の物語が面白い。2016/12/16
がんぞ
5
二十年前では概算百万とされたネイティブ人口は現在は数百万はいたと訂正されている。白人が持ち込んだ伝染病と銃と生態系の破壊で一気に減少した。廣大な荒野に自営自衛社会。樹木の機械製材は資源浪費的だが使いきれないほど豊富だから無問題…/野放図な欲望と自分勝手な信仰が入り乱れたが、ピューリタニズムを基礎に《大覚醒》運動が起こり、建国の基盤となった。独立宣言の名文。ジョージ三世内閣と“建国の父たち”では人材の差で勝利は明白。話し合いができれば戦争は避けられたかもしれない。合衆国は言葉を武器とする…初の成文憲法…拡張2018/12/22
sekaisi
2
実読時間11時間 独立戦争でイギリス側に着いたインディアンは大虐殺。2016/10/19
ヨンデル
1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/22
嘉右衛門
0
訳が・・・最悪・・・