内容説明
崩壊寸前だったイエス派が迫害を乗り越えてローマ帝国内に浸透し、ついにキリスト教世界を生み出すに至った秘密を探る。
目次
第1部 イエス派の登場と救出(紀元前50年‐紀元250年)(使徒会議とパウロ―イエスの教えはユダヤ教とどう違うのか;宗教に寛容だったローマ世界 ほか)
第2部 殉教者から審問者へ(250‐450年)(コンスタンティヌスは回心したのか;ローマ帝国と信仰の自由 ほか)
第3部 司教冠(ミトラ)をかぶった領主と王冠をいただいた聖画像(イコン)(450‐1054年)(カール大帝の戴冠;蛮族流入の結果 ほか)
第4部 全体社会とその敵(1054‐1500年)(王は高位の聖職者;叙任権闘争 ほか)