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内容説明
ニューヨークの街がまるで光の海のように見える夜がある。一つひとつの光の下に、それぞれ後戻りのできない人生がある。ホームレス、難民、レズビアン、エイズ患者…。摩天楼の街角で出会ったさまざまな人びとを、等身大でつづる２１編のノンフィクション・ストーリー。
目次
廃墟で暮らす―ホームレスからの自立
明るい表通りで―レズビアンの終わらない闘い
ストリート・ウオーカーズ―路上のエイズ検査
もうひとつの戦場―退役軍人の夜間パトロール
ハーレムのマザー―麻薬障害児たちを養育
難民としてやってきた―アフガン青年のアメリカンドリーム
働きづめの人生―夜逃げした韓国人ドライバー
母と娘の物語―娘に未来を託す中国人
クロウィッキーのハム―ウクライナの伝統を守る
言葉という架橋―作家を夢みる日本語教師
ウィル・ユー・マリー・ミー―マイクと睦美の結婚
さすらい―前衛演劇の舞台裏人生
白戸さんの花畑―セントラルパークに花を咲かす
ママの夢の劇場―オフオフ・ブロードウエーの「手押し車」
小さな映画館―老婦夫の一番幸福なとき
一番おいしいピザの店―イタリア青年の堅実ライフ
青空市場のトマト―脱サラ後のハードワーク
インディアンの誇り―不毛の保留地に暮らして
宗教に生きる―正統派ユダヤ教徒の自戒
土曜の夜はラップで―怒りのブラックパワー
光の海の街から―真夜中のビル清掃婦
