内容説明
孤独、愛、慰め、苦悩、歓喜…。巨匠ベートーヴェンの音楽にオーバーラップする人生のさまざまな想い。33編の名エッセイが語るベートーヴェンの魅力。
目次
ある巡礼者の手記(朝比奈隆)
フーガを書けなかった楽聖(石堂淑朗)
『ドロテア・チェチリア・ソナタ』(宇野功芳)
ベートーヴェン・アレルギー(鍵谷幸信)
その徹底した表現の強さ(黒田恭一)
ベートーヴェンと病気(五島雄一郎)
ベートーヴェン愛用のピアノを弾く(高城重躬)
モーツァルト&ベートーヴェン(中堂高志)
ベートーヴェンの普通の顔(服部公一)
“皇帝”と私(平井富雄)
ベートーヴェンとガウス(矢野健太郎)〔ほか〕