出版社内容情報
《内容》 ●AAC(拡大・代替コミュニケーション)の全体像AACとは,障害をもった人々にさまざまなコミュニケーションエイドや技術を使ってコミュニケーション能力の質と幅を拡大させることをいう.本書は主に脳性麻痺児といった肢体不自由児に対するAACの活用原理から実際までを解説した本格的な入門書である.と同時に,本書ではパソコン通信やインターネットを活用した広大な福祉機器情報提供システムの実際についても詳しく解説している.医療,言語療法,特殊教育,工学といったそれぞれの分野からAACの全体像をわかりやすく解説した力作. 《目次》 ◆主要内容[AACの原理と方法]自立観の変遷とAACの誕生・AACがもたらすもの,等 全3項目[AACとはなにか]AACの歴史と展望・AACの基本となる方法・聴覚言語障害者用テレコミュニケーションエイド・視覚障害者用コミュニケーションシステム,等 全5項目[コミュニケーション障害のいろいろ]コミュニケーション行動の発達段階の概要・コミュニケーション障害の種類・コミュニケーション障害の実態,等 全5項目[コミュニケーションエイドの基礎知識]マルチメディアを障害者のために・コミュニケーションエイドの現状と未来・コミュニケーションエイドとアクセシビリティ指針,等 全8項目[コミュニケーションエイドの導入と指導]脳性麻痺児のコミュニケーション障害・VOCAの導入,等 全3項目[コミュニケーションエイドを含む福祉機器の情報提供システム]工学サイドからみたコミュニケーションの捉え方とハンディキャップ・福祉機器情報提供システムの基本的考え方,等 全6項目[新しい情報システムとしてのNOAH]NOAHシステムの目的と事業内容・NOAHシステムの構造 全2項目[クリニックの活用]総合センターにおけるクリニック・システムの実際,等 全3項目