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内容説明
半側空間無視、嚥下障害、失語、失行、痛み…試行錯誤もそのままの、とてつもなく魅力的な、臨床の、「治療」の記録。
目次
豚足に憑衣された腕―「自分でも本当にとり憑いているのかと鏡で見たんです」
右側の左側は左側―半側空間無視の食べ残し
「空間」の左右と「におい」の左右―半側空間無視と嗅覚無視
「口の中で食塊が消えるんやわ」―口腔内左半則空間無視の可能性と着衣障害そして妄想…
「僕の舌の先はないんですよ」―8年ぶりの妻とのクリスマスディナーまで
何をすべきかはわかる。どうすればいいのかがわからない―失行症患者と電動髭剃り
「見ないと足が床についている感じがしないんやわ」―非麻痺側で立てないわけ
見ることは言語で読み取ることではないか?―失語症患者の世界の理解へ
失行症(?)で目が合わない…―「意図的に見る」という行為の異常に関するリハビリテーションは可能か?
「健側は健側にあらず」を認知過程から考える―片麻痺に高次脳機能の障害をみる必然性〔ほか〕
著者等紹介
本田慎一郎[ホンダシンイチロウ]
1971年北海道生まれ。2000年日本福祉リハビリテーション学院卒業(作業療法士)。水口病院、甲西リハビリ病院、摂南総合病院、ヴォーリズ記念病院、守山市民病院に勤務。認知神経リハビリテーション学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。