出版社内容情報
《内容》 本書は,発達に障害をもつ子ども達を治療的に援助するという視点からその際に理解しておかなければならない機能的運動スキルの発達の有機的な流れを丁寧に解説したものである.特に,誕生から1歳までの標準的な姿勢-運動スキルの発達のプロセスを精密に観察し,豊富なイラストによって示し,さらに日常の臨床で頻繁に必要とされる上肢の微細な運動機能や口腔・呼吸機能の発達の知識と粗大な運動群との関係についても解説している.理学療法士,作業療法士,言語療法士のみならず,発達に障害をもつ子ども達の臨床に携わるすべての人々にとって必携の書であり,子どもの領域の臨床実習をする学生には有益な情報をもたらす書といえる. 《目次》 1.運動発達の基礎概念2.新生児3.1~2ヵ月4.3~5ヵ月5.6ヵ月6.7~9ヵ月7.10~12ヵ月8.ことばと言語の発達