- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
出版社内容情報
《内容》 本書は食事の困難な子どものためのわかりやすい実技指導書である.著者は,食事に多くの困難をもつ障害児が毎日の食事に際して本人と介護者の双方に多大な負担となっていることに注目し,その指導法を具体的にまとめている.また食事の際の口腔の動きが「話しことば」の発達の基礎であり,正しい食事を覚えることによってはじめて正しいことばを学ぶことができる点を強調している.両親はじめ教師,セラピスト,看護婦,保母など,障害児の指導と訓練に携わる人々に広く役立つ教科書である. 《目次》 はじめに:食事に問題をもつ子ども食事の問題1 流動食だけを食べ,半固形食を食べることを拒否する子ども食事の問題2 触られるのを好まず,顔や口のまわりが過敏な子ども食事の問題3 頻繁に吐き気を催したり,食物を嘔吐する子ども食事の問題4 好き嫌いをし,癇癪をおこして食べようとしない子ども食事の問題5 コップを使うことを拒否する子ども食事の問題6 食べたり,飲んだりする間,下顎のコントロールが下手な子ども.下顎を突きだして大きく口を開け,咀しゃくに必要 な細かい運動のコントロールが下手な子ども食事の問題7 食べているとき,舌で食物を口の外へ押しだす子ども食事の問題8 唇を閉じることができないために,唇を使ってスプーンから食物をとりこめない子ども食事の問題9 咀しゃくしない子ども食事の問題10 流涎のひどい子ども食事の問題11 食べているとき,口や喉を緊張させる子ども.これは吸啜,嚥下,咀しゃくをさらにむずかしくする・家庭と学校との協力・食事に関する参考文献・理学療法士・作業療法士養成学校・用途別食事自助具リスト