リハビリテーションのための認知神経科学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784763910455
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3047

目次

序章 認知神経科学の誕生と展開
第1章 知覚と表象の神経生物学
第2章 注意の情報処理モデルと注意障害
第3章 記憶の現象学
第4章 言語野の進化とコミュニケーションの脳内メカニズム
第5章 第2部にあたって:個人の主観的な意識経験(心の状態)が神経システムに影響する
第6章 社会的認知における模倣行動と心の理論の発達
第7章 自己意識のオペレーティングシステム
第8章 意識経験とクオリア
終章 リハビリテーション治療への提言

著者等紹介

森岡周[モリオカシュウ]
1971年3月高知県に生まれる。1992年高知医療学院理学療法学科卒業。1992年近森リハビリテーション病院、理学療法士。1995年高知医療学院理学療法学科講師。1997年佛教大学社会学部卒業。1997年Centre Hospitalier Sainte‐Anne,Paris(France)留学。2001年高知大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士(教育学)。2004年高知医科大学大学院医学系研究科博士課程(神経科学系専攻)修了、博士(医学)。2004年畿央大学健康科学部講師。2005年畿央大学健康科学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koo*

9
やーっと読了。理解力の乏しい文系には複雑過ぎる。。でも後半の『心の理論』に迫るところは少し物語的に読めたかな。意識について、『私はあなたが私をどう感じているかを知っていることを知っている』となると頭がこんがらがってしまったけど。深く考えれば考える程、難しい問題。そして、気づきが芽生え、患者さん自身が自分の状態を認識して言語化出来るということはやっぱり大きな一歩!テレビや流行りに流されず、患者さん自身に寄り添わなれば。揺るがない根底を持つ、森岡先生のロマンチストさが垣間見えてやる気出ます。再読必至!2015/04/09

yutayonemoto

2
第8章 意識経験とクオリアを確認。「想定している読者層(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)を置いてけぼりにしても構わない」と言わんばかりの内容。卒業して5年。やっと意味がわかってきたかな。大学生の時に先生から、「この本は難しいぞ」と言われたのを思い出した。「やっと裏の意図も読めたような気がします」と伝えたくなった。10年前にこれ書いてるんだから、やっぱかなわん。この本の引用まで遡って、全編ちゃんと理解している療法士、日本で数人しかおらんやろな。2016/05/29

YM

0
認知神経科学についての書。相変わらず内容が難しい…いつかちゃんと理解できるようになりたい(笑)2023/02/16

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