出版社内容情報
《内容》 シリーズ『私の臨床ノート』シリーズは,認知運動療法を臨床という場で実現しようとする人々の具体的で,真摯な思考のレポートである.
このシリーズの最初の試みである本書では,認知運動療法で使われる道具の治療的意味とその活用方法を述べるという方法を通して,治療を行ううえでの具体的な臨床思考と事例を提示する.
臨床家から臨床家に向けて書かれた本書は,同様に認知運動療法の臨床を創造しようとする人々にとって手がかりとなったり,あるいは議論の材料となることを意図している.
認知運動療法の基本的なテキストを読まれた方々,そして実際に臨床を行っている方々に是非ともお読みいただきたいと願っている.
《目次》
第1章 序論:学習状況をつくりだすための道具
第2章 認知的道具
(1)スティック
(2)五目板
(3)ボーゲン
(4)スポンジ
(5)タブレット
(6)軌道板
第3章 言語記述と治療
内容説明
道具は、それが世界との媒介になることによって、適切な学習を導いていく。道具の意味と治療。
目次
第1章 序論:学習状況をつくりだすための道具
第2章 認知的道具(スティック;五目板;ボーゲン;スポンジ;タブレット;軌道板)
第3章 言語記述と治療
著者等紹介
塚本芳久[ツカモトヨシヒサ]
川崎医科大学医学部リハビリテーション科、医師。1961滋賀県大津市に生まれる。1985川崎医科大学医学部卒業。1991川崎医科大学大学院医学研究科修了、医学博士。1992Rehabilitation Institute of Chicago留学。1994川崎医科大学医学部リハビリテーション科講師。1995財団法人倉敷中央病院リハビリテーション科主任。2000川崎医科大学医学部リハビリテーション科助教授、現在に至る
山田真澄[ヤマダマスミ]
川崎医療福祉大学大学院修士課程、作業療法士。1970兵庫県相生市に生まれる。1992京都大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業。財団法人倉敷中央病院リハビリテーションセンター。1998専門学校川崎リハビリテーション学院作業療法学科教員。2001放送大学教養学部卒業。2003川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科リハビリテーション学専攻修士課程入学、現在に至る
石原崇史[イシハラタカシ]
大津赤十字志賀病院リハビリテーション科、理学療法士。1970大阪府三島郡島本町に生まれる。1993京都大学医療技術短期大学部理学療法学科卒業。大津赤十字病院リハビリテーション科。1996放送大学教養学部卒業。2002大津赤十字志賀病院リハビリテーション科、現在に至る
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