マリガンのマニュアルセラピー

  • ポイントキャンペーン

マリガンのマニュアルセラピー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784763910325
  • NDC分類 492.79
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 本書は“Mulligan Concept”と呼ばれる,患者に自動運動をしてもらいながら,最終域で他動的に力を加えることで痛みを消失させる新しいモビライゼーション・テクニック(運動併用モビライゼーション)について,適応と禁忌とともに多くの写真,そして詳細かつコースそのままの臨場感のある解説文で構成されている.
脊椎に対して行う“NAGS”,“SNAGS”などと名づけられたテクニックは,臥位ではなく,坐位や立位という機能的な肢位で行う効果的な治療であり,本書で紹介されている実用的なテクニックは,これから多くのセラピストに注目されるであろう.
また,脊椎以外の四肢関節におけるモビライゼーションについても詳細に述べられており,マニュアルセラピーに関する包括的な知識を習得できる内容となっている.
《主要目次》脊椎のモビライゼーション/他の脊椎の治療/四肢関節における運動併用モビライゼーション/四肢,雑録    

《目次》
第1部
I.脊椎のモビライゼーション
 A.頸椎と上部胸椎
  1.“NAGS”(椎間関節自然滑走法)
  2.“REVERSE NAGS”(逆椎間関節自然滑走法)
  3.“SNAGS”(持続的椎間関節自然滑走法)
  4.“SELF SNAGS”
  5.上肢運動併用脊椎モビライゼーション(“SMWAMS”)
  6.他の頸椎と上部胸椎の運動併用モビライゼーションテクニック(MWMS)
 B.上部頸椎-特殊な治療
  1.急性斜頸
  2.頭痛
  3.めまい,吐き気,その他の「椎骨動脈」徴候
 C.腰椎
  1.“SNAGS”
  2.“SELF SNAGS”
 D.仙腸(S/I)関節
 E.胸椎
 F.胸郭
 G.結論
 H.コース配付資料
  1.頸椎:テクニック選択のガイドライン
  2.腰椎のエクササイズ

II.他の脊椎の治療
 A.マニピュレーション
 B.ベルト牽引テクニック
 C.中部および下部胸椎と腰椎に対する自己牽引
 D.下肢屈曲挙上テクニック(BLR)
 E.両下肢回旋テクニック-ゲートテクニック
 F.下肢伸展挙上テクニック(SLR)
  1.牽引を伴うSLR
  2.圧迫を伴うSLR
 G.下肢運動併用脊椎モビライゼーション(SMWLMS)
 H.坐位
 I.脊椎に対するテーピング
 J.エクササイズ
第2部
四肢関節における運動併用モビライゼーション(MWMS)
  1.指.指節間関節の制限と痛み
  2.中手骨.例えば手を握ったときに生じる第5中手骨の痛み
  3.手根骨
  4.手関節.掌背屈の制限と痛み
  5.遠位橈尺関節.回外や回内時の痛みや運動制限
  6.肘関節.運動制限とテニス肘
  7.肩関節.痛みを伴う運動制限,腱板損傷,他
  8.肩鎖関節と胸鎖関節
  9.足部
  10.足関節
  11.脛腓関節
  12.膝関節
  13.股関節
第3部
四肢,雑録
 A.四肢関節の圧迫治療
  1.検査としての圧迫
  2.治療としての圧迫
 B.疼痛解放現象テクニック-“PRPS”
  1.解説とテクニックの説明
  2.具体的な治療例
  3.結論
 C.その他の四肢の治療法
  1.足底筋膜炎-踵痛
  2.膝に対する「圧搾」テクニック
  3.肩鎖関節
  4.役立つテーピング(まだ言及していない方法)
結語

内容説明

本書はMulligan氏が開発した“NAGS”、“SNAGS”、“MWMS”といったテクニックがコンパクトにまとめられている。また、多くの写真とわかりやすい解説で、臨床の場ですぐに活用することができるガイドブックである。

目次

脊椎のモビライゼーション(頚椎と上部胸椎;上部頚椎―特殊な治療;腰椎 ほか)
他の脊椎の治療(マニピュレーション;ベルト牽引テクニック;中部および下部胸椎と腰椎に対する自己牽引 ほか)
四肢関節における運動併用モビライゼーション(MWMS)
四肢、雑録(四肢関節の圧迫治療;疼痛解放現象テクニック―“PRPS”;その他の四肢の治療法)

著者等紹介

Mulligan,Brian R.[MULLIGAN,BRIANR.][Mulligan,Brian R.]
1954年に理学療法士の資格を得て登録し、1974年、徒手的療法の免許を取得。1996年、ニュージーランド理学療法士協会の名誉会員。1998年、ニュージーランド理学療法学会の終身会員。1968年にニュージーランド徒手療法士協会、現在のニュージーランド徒手的理学療法士協会を設立、1988年、同協会の終身会員。1972年からは世界中で徒手療法の指導にあたっており、彼のコースはいつも好評である。彼のテクニックを学びたいというセラピストの要求に応え、そして高い水準を保証するため、彼は1995年に指導員を認定するための国際的な組織を設立した。その組織は「マリガンコンセプト指導員協会」という名称である。ここで認定された指導員が行うコースに参加した者には、高度で正確な指導水準が保証されている

細田多穂[ホソダカズホ]
埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科

藤縄理[フジナワオサム]
埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科

赤坂清和[アカサカキヨカズ]
埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション部

亀尾徹[カメオトオル]
新潟こばり病院リハビリテーション部理学療法課
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品