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出版社内容情報
《内容》 本書は,運動療法で使用されるファシリテーション・テクニックの中でも代表的な手技PNFを,開発者自らが解説した正統派の教科書である.本手技は年々,治療効果の面から洗練されながら,一方では新しい技術が加えられ続けている.本書はPNFの最新の技術体系をまとめたもので,この度の改訂では従来までのイラスト図版に加えて新たに写真版が増補され,視覚的にもさらに読みやすくなっている.内容的にも高度な本書は,理学療法士,作業療法士の養成校の教科書から臨床家の知識,技術のリフレッシュのための参考書と,幅広く,また長く活用できるものである. 《目次》 第1部 運動のパターン ・序 運動の要素/主要筋群/運動線/筋相互の協調/筋収縮の型/パターン運動の適用 ・自由な自動運動 頭・頸部と体幹/両上肢/両下肢 ・促通と強化 一側性パターン/強調のタイミングと運動域の変化 等 ・全体的パターン 運動行動に関する諸種の観点/理論的根拠/原則/発達順序の利用第2部 促通のテクニック ・基本手順 用手接触/指示および意思疎通/伸張/牽引と圧縮/最大抵抗/タイミング ・特殊なテクニック:随意的努力 同筋への直接的な働きかけ/拮抗筋による逆運動/リラクセーション/学習上の注意 ・促通テクニックの補助手段 寒冷刺激/電気刺激/機械的振動第3部 生命機能および関連機能の刺激 ・呼吸 ・顔面運動 ・眼の運動 ・口の開閉 ・舌の運動 ・嚥下 ・排尿と排便第4部 PNFと関節モビライゼーションの組み合わせ第5部 評価および治療計画 ・患者の運動能力の評価 一般的目的/促通のパターン/発達的動作 ・PNF評価様式:第1部~第3部 ・治療プログラムの立案 強調部位/強調のための支点/テクニックの選択/動作の統合第6部 教育への示唆 ・実習と運動学習 ・多面的練習参考文献および推薦文献付表1~7 強化のためのパターンの組み合わせ付表8~11 各筋のための最適パターン付表12~13 末梢神経支配別最適パターン付録:PNF用語索引(対訳)