内容説明
和菓子を学びたい人、必携の書。小豆、米、葛、桜葉…。日本の風土が育んだ和菓子のおいしさのルーツを訪ねて。
目次
第一部 よそおう(桜―さくら;蓬―よもぎ;山椒―さんしょう ほか)
第二部 かたちづくる(米―こめ;小麦―こむぎ;大麦―おおむぎ ほか)
第三部 つつむ(柏―かしわ;竹・笹―たけ・ささ;藺草―いぐさ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
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大好きな和菓子🌠 素材をめぐる本。芽吹く、花咲く、実る。野山や畑で育まれた「いのち」が、和菓子の材料として新たに生まれ変わる不思議(^^) 和菓子の素材は、豊かな自然の恵みそのもの。桜餅の独特の香りは、桜の葉をほぼ1年かけて塩漬けにするからこそ生まれる風味。世代を超え、途方もない時間をかけた人々の営みの上に、目の前の小さな和菓子が存在する。春夏秋冬という変化に富んだ美しい四季のある日本の風土を感じることができる、和菓子の旅(^^)2025/11/10
newhavana
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週刊誌サイズ・ソフトカバー・オールカラー130P. よそおうと題された第一部は桜(の葉っぱ)に始まる葉や果実類、かたちづくると題された第二部は豆類や葛・山芋など、つつむと題された第三部は文字通り外側の素材となる柏・笹・竹・藺草・椿を紹介。栽培・採取・商品化の過程がおよそ手に取るように理解できます。大きな写真が多く、情報量豊富。本書紹介植物プラス身近で生育可能な柿等の果実類、そしていわゆる可食雑草を加えると、私たちの暮らしは身の回りが食材だらけなことが分かります。2025/11/28
kaz
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写真が美しい。図書館の内容紹介は『四季折々、暮らしに潤いを与えてくれる和菓子。和菓子作りに欠かせない餅や餡子などさまざまな原材料の生産地、製造者を訪ねて、和菓子の「いのち」が育まれる工程を取材し、奥深いおいしさに迫る』。 2025/11/11




