内容説明
歴史をつくったのは男だけではない。女として、妻として、母として…50人の女性が京を舞台に紡いだ愛のかたち。
目次
もえる(そねまれた輝く美しさと才気―小野小町;愛の遍歴で知った深い悲しみ―和泉式部 ほか)
よせる(子宝が授からなかった天下人の妻―高台院;夫を走らせる名伯楽―見性院 ほか)
たえる(夫を二人も殺された“悲花”―お市の方;子にかけた誇りと女の意地―淀君 ほか)
きざむ(蛍火のような女の一生―千子;父に熱愛された不運な娘 くの ほか)
つむぐ(京娘が犬将軍の母に―桂昌院;恋に懸けた激情をわが子に―阿仏尼 ほか)
著者等紹介
堀野広[ホリノヒロシ]
1938年生まれ。香川県観音寺市出身。京都大学文学部・哲学専攻卒業。63年京都新聞社入社、社会部長、編集局長、京都新聞企画事業会社社長などを歴任。現在、京都新聞社常務取締役。著書に「京の思想家散歩」(共著、京都新聞社刊)など。京都府城陽市在住
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