近代日本画の光芒

近代日本画の光芒

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763803733
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0070

内容説明

本書に収録された一四篇の論文は、著者が亡くなるまでの最近10年間(1984‐93年)の日本画に関する著作だけに限られている。非常に興味深いのは、一人の研究者の心眼を通じてみた日展の三山(東山魁夷、杉山寧、高山辰雄)、ないし現代日本画の五山(上記に加えて加山又造、平山郁夫)の芸術特質の解析や位置づけである。そしてこのことはまた、「昭和日本画の全体像」の結びの部分で熱っぽく書いている戦前・戦後の日本画の変化と、その変化の必然性の論旨とも合致する。日本画は時代とともに変化しながら、日本画の特性―象徴性や装飾性―を見失わない限り、豊かに発展しつづけるだろうという著者の見識には説得力がある。

目次

近代日本画の潮流(近代の美人画;大正期の細密描写;昭和日本画の全体像)
巨匠たちの精華(横山大観―その生涯と芸術;村上華岳―製作は密室の祈り;小茂田青樹と大正期の日本画 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おはじき

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「昭和二十年を境に、戦前期については院展の新古典主義の成立、戦後期については創造美術を中心とする革新運動を軸に概観した。実はこの新古典主義と創造美術の新日本画運動は深部において結びついているものであり、昭和の日本画の全体像を捉える場合のキーワードともなるのである。〔……〕ひとくちに昭和の日本画と言っても、戦前と戦後ではかなりの局面で差異がある。そのうち際立った現象は、意識の上では芸術至上主義から現実主義への変化、造形の上では線的構成から面的構成への移行がある。」p662023/11/07

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