内容説明
本書では、いままでウィーンでもあまり紹介されることがなかった建築物でありながら、ユーゲントシュティール風のデザインをもつ、興味深いもの、とくに目についたものを中心にとりあげた。それらは、たとえば、オルブリヒの分離派館やオットー・ワグナーのウィーンツァイレの二棟の建物のように物議をかもしたものではないだろう。物議などかもすこともなく、ごくあたりまえのようにウィーンに建てられた、そしていまも建っているものばかりである。
本書では、いままでウィーンでもあまり紹介されることがなかった建築物でありながら、ユーゲントシュティール風のデザインをもつ、興味深いもの、とくに目についたものを中心にとりあげた。それらは、たとえば、オルブリヒの分離派館やオットー・ワグナーのウィーンツァイレの二棟の建物のように物議をかもしたものではないだろう。物議などかもすこともなく、ごくあたりまえのようにウィーンに建てられた、そしていまも建っているものばかりである。