目次
わがバイロス侯爵
美のシンフォニア
聖なる世界と地獄めぐり
艶なる宴
バイロス侯爵の蔵書票
音楽の戯れ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
保山ひャン
1
わがバイロス侯爵、美のシンフォニア(楽園追放、天使との戦い、フィレンツェ幻想曲、肖像の女たち、宿命の女たち、サロメ考)、聖なる世界と地獄めぐり(神曲)、艶なる宴(千夜一夜物語、デカメロン、ペンタメローネ、ロココと世紀末、アレティーノ物語、ファニー・ヒル、おしゃべりな宝石、カザノヴァ回想録、グラモン伯の回想録、我々の時代のエロティカ、艶かな貴婦人の小さな足、ラ・ボエーム、化粧台物語、甘美な夜、愛欲の使者、ボンボニエール・パオの美しい娘、C.C夫人の閨房)、バイロス侯爵の蔵書票、音楽の戯れ。2021/01/07
uburoi
0
なかなか文庫本で画集を見るというのはつらいものがある。新潟県の弥彦村にあったロマンの泉美術館にはバイロスの蔵書票を常時展示していたそうだが、2009年に閉館している。展示されていた作品はどうなっているのだろうか。猥褻罪で告発された生田耕作編集の画集はモノクロ版で版画作品が主だった。本文庫では神話や神曲に依拠した作品はじめカラー画がふんだんに掲載されているのがうれしい。バイロスの作品は白昼のまばゆい日光ではなくすこし翳り加減の夕闇に届く手前あたりの光で見ると一層鮮明に見えるきがする。2016/05/03
ロバーツ
0
ウィーンのデカダンス画家の画集。バイロス侯爵の作品が見られる、巻末にあるロマンの森美術館はオーナーの経済的理由で閉館しているようです。残念ですが、理由が理由だけに仕方がないです…2014/04/12
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